Child Orthodontics 小学生の矯正治療

低学年

前歯から永久歯に変わってくる頃・・永久歯が前に出ている!受け口になってしまった!でこぼこになって生えてきた!

保護者の方が気づいたり、かかりつけの歯科医からのご紹介、学校の検診などをきっかけに「矯正治療」が具体化してくるのがこの時期です。
子供の歯(乳歯)と大人の歯(永久歯)が混ざって生えている、混合歯列期と呼ばれる時期です。
この時期の治療は、今後生えてくる永久歯がなるべく良い状態で生える様にするための矯正治療が行われます。

まだ成長段階にあるので、上下の顎の成長のバランスを整えられることも多く、
顎が小さく永久歯が入りきらない場合も、顎を拡げたり奥歯を後ろに動かして全体が収まりやすい環境にすることができるお子様もいらっしゃいます。
通常1年半~2年くらい治療を行い、その後は永久歯が生え揃うまで経過観察を行っていきます。
ただし最近のお子さんの歯並びや顎の状態は、永久歯の仕上げの矯正が必要な場合も多くなってきています。

高学年

永久歯がだいぶ生えそろってきました。この時期のお子様の口の中は非常に個人差があり、最後に生える第二大臼歯(前から数えて7番目の歯)がすでに生えている場合もあれば、まだまだ乳歯が多く残っている方も・・・。

中学受験を考えているお子様も多く、いつ始めたらよいのか、のご相談もたびたび受けます。

本格矯正を見据えた時期でもあり、生えそろった永久歯がきれいに整い、しっかり噛めて、きちんと発音ができ、鼻呼吸ができるような口元にすることがゴールです。そのための準備がこの時期は大切なので、開始の時期や方法などをご説明いたします。